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mooneonつれづれなるまま

色々思うことありますね

香水

10代から私を纏ってきた香 あなたと出会ってからも 私を纏って来た香 あなたは 一緒に寝るたびに この香に咽せていた でも でも あなたが 他の女の香を知ったから 新しい香 何種類も 以外にも 色々な香が合う 大人になった 私がいる

歩く

緑色の風を 体に纏って 歩く 歩く 歩く いつまでも 歩いて どこまでも 歩いて 透明な自分になる

あいにきて

夕べの夢にあなたがいた もう遠い昔の事なのに どうして今もそのままなの? ここに来てよ 私は不安なんだ こんなふうになるなんて 何も言わなくていいから いつもの顔を見せてよ いつものあの笑顔で笑ってみせて それなら私,なにもいらないから もうなにも…

子宮

私がまだ母のお腹にいたころから 私のお腹には子宮があった その子宮は また新しい命を育み その役目を終える さようなら 私の子宮 娘の宿だった大切な子宮 母からもらった大切な子宮 さようなら さようなら

さくらふぶき

ヒラヒラと 薄桃色の 小さき花びらが 窓の外に飛んでいて 蝶蝶かと思った 大群の 心が晴れる事なく 桜が散ってしまった あなたはどこに あの桜の木の下で また会えると良い また

多分

男と女 多分 いいや 女の方が 繊細で複雑な人生なの

誕生日

私の祝い事ではない 私の母が十月十日 子宮ではぐくみ そして 命をかけて この世に送り出してくれた日 母の記念日 私の記念日ではない 産まれたその日から 私と違う場所で歳月を重ね そして出会い ここにいる友達 あなたたちに出会えた事も 産まれた意味を持…

無題

ただ一緒に眠りたい セックスなど むしろ無い方が良い あなたの温度を感じたい 皮膚の温かさを感じさせて そして共に眠ろう 深く深く 深い所まで 眠りにつけば良い

心溶かす

春の嵐 こんな夜は あなたとのことを 思い出し すこしだけ 心を溶かしてく 今何処にいるの? 私を思い出してくれてるの? もう忘れたの? 私の目の前の花束は もう枯れてきたの

無題

きらきら ふわふわ 春が来て あなたの瞳を覗き込むの ずいぶん変わったね また宜しくね

馬鹿にしないでよ

もうごめんだよ 顔色をうかがってさ 言葉を選んでさ 結局 私をバカ呼ばわりしてさ なんだよ その顔 なんだよ その話 あんただって 何も分かって無いじゃない 狭い世界に住んで 虚勢を張ってるだけじゃない 私の事 バカにしないでよ 私の事 バカにするんじゃ…

コート

街へ出た 桜が咲いたとか 咲かないとか そんな季節 日差しが強くなった 私だけダウンコートを着ていた 春についていけなくて お年寄りも ママチャリに乗ってるママも 子供も 高校生も みんなダウンコートなんて着てない 春の装い 私は春についていけなかった…

愛されること

私は あなたに愛されなくても 冷たくされても あなたじゃない 他のたくさんの人達に 愛されて 大切にされているから 淋しくないし 哀しくないよ あなたにはいない 本気で愛してくれる人達が 私にはいるから 淋しくない 哀しくない

動く空気

一日中 家に籠って 踊ろうよって誘われても そんな気になれないよ このムアムアした空気 そう1年前と同じだよ 空気が動き出して もう嫌なんだ この繰り返し 踊ろうって誘わないでよ あの手じゃなきゃ 嫌なんだ

あたたかい場所

ぬくもり溢れる あの家に帰りたい 父が笑い晩酌をしながらテレビを見て 母は忙しそうに台所と居間を行ったり来たり 姉は退屈そうに料理を箸でつつき 私はあの場所に存在していた 家族という一員として ごはんを食べていた 帰りたい あの頃へ

春の舞踏

小さなリズムを刻んで ステップを繰り返し 繰り返し つま先が痛くなるまで ステップを繰り返す 春の舞踏 誰にも聞こえない このリズム 山が桜色に染まったら ここに来て

最後の春休み

ピンクの空気が 私をここにつれて来た かぐわしいこの匂い この空気 あのときの桜の樹々は まだ咲いてないのに 遠くからでも ピンクに見えた そして 走る馬を見ず 隣に居る あなたばかりを 見ていた 春の1日 トマトジュースを飲み干した

崩壊

ソプラノのオペラ歌手みたいな声を立てて 崩れ落ちて行く 私の後ろの壁 崩れて崩れて崩れて 私は走る 破片が突き刺さらない様に もっともっと走って 何も無い所まで逃げて その場所には 何が見えるの?

春の雪

あなたの髪や顔を濡らす 春の雪は フワフワと つかみ所がなく 哀しい気分 そんな先を歩かないで 私と手をつないで 積もらない雪が 舞っている

泣いてしまうかもしれない

今度あなたに会ったら 私は泣いてしまうだろう 誰にも理解されない この溢れ出る想いを こらえきれなくて ただひとつだけの事実 今も胸の中に燃える 消える事の無い 小さな炎

#しだれ桜

なまめかしい 強い色で 私を魅了したあなたは しだれ桜 まだ少女の私には その なまめかしさが分からなくて 他の桜とは違う その美しい立ち姿に 毎年胸を躍らせていた 親友と散歩したときも 恋に溺れたときも 落第しそうだったときも 池の鴨に襲われたときも…

色あせた時間

刻んだ時間を この時計の中に あなたのつぶやきや ため息や 笑顔や そんなものを たくさん刻んで 傷ついたガラス 何だか笑ってしまう 刻んだ時間は 昇華してるのか 追いかける場所も分からないまま 私は途方に暮れている 私は彷徨っている 私は・・・

日だまりの記憶

朱色の絨毯の部屋には オルガンがあった いつも日が差し込んでいた 日だまりの部屋 母がオルガンを弾く マシマロに包まれたような音で 音があたたかい 部屋があたたかい そこは日だまりの部屋 朱色の絨毯の部屋

あなたはたにん

気持が見えなくて どうしていいのか分からず 作り笑顔の私は そう もう終わりなのかも そんな気もして 他の人の肌が恋しくなったりして あなたが1番遠い他人に思えて もうどうでもいい あなたなんて

動揺する歯

斜めになっていた そして 動揺していた なぜ なぜ 知らなかった 生え変わりの時期 そっか ついこの間、生えたって喜んでいたら もう抜けていくんだ 動揺する歯に 不思議な気持になる

白黒

黒いところが どんどん黒くなって あなたを追いつめて 私も追いつめられて 2人はどんどん違う方向へ逃げて 逃げて逃げて逃げて 違う所へ行ってしまった 違う景色を見るようになってしまった オセロの丸いヤツみたいに あっちから見たら黒 こっちから見たら白…

春の匂い

空気が潤んできて やわらかく 陽の光が すこし眩しく かすかに緑の匂い わずかに あなたの匂い 全て吸い込んで 春の匂い

迷路

そんなに 追いつめないで もう少し 時間を下さい だって そんなすぐに 答えは出せないよ グルグル グルグル回る 時間を下さい 何が1番大事なの 何が1番必要なの 何が1番あたたかいの?

音で跳んで

大好きな音で跳ぶ 週末は もう誰にも邪魔されなくない 跳んで 跳んで 跳んで もう私など どうでもよくて ここにあなたがいたら もっと良かったのに 20年経ったのに まだ私の心は あなたのもとに

夜にひとり

枯れ木の間から 月が顔を見せる頃 群青色の空気は金色にはじける 静かな夜 酒を嚥下する音だけが やけに大きく聞こえたり 夜にひとり 私は影を飛ばす 高い高いところへ

そのままで

何が正しいのか 何が間違いなのか 私には分からなくて 追いつめれば逃げて 逃げたら追いつめられ 囚人になった気がするよ でも、いまはそのままで

きらきらの雪が青く

雪が光っている 朝日を浴びて きらきら きらきら 青い雪 きらきら きらきら 近寄ってようく見ると キラキラは全部雪の結晶

眠る稚児

おやすみ またあした その長いまつげ お父さん譲りなのね その髪の毛 お母さんゆずりなのね あなたの体温がすき 私を温めてくれるその温かさ どんなぬくもりより あなたのぬくもりが 愛おしい おやすみ よいゆめを

時間を流して

その瞬間を 私は1人で進むことにした 影が想う形 光が想う形 2つの想いはマーブル状に流れて 時間を流そう 一つになるまで

無題

所詮他人 20年をフイにできるあなた 「最初から合わなかった」とか 勝手すぎるあなた 同じ人と不倫を二度もしたあなた 私は誰よりも愛されて幸せだと思っていたのは 幻想だった あなたは1番遠い他人だった さようなら

#雪なのか

よく見ると 分からなくなってくる 石鹸の泡なのか雪なのか 枯れ木の立ち並ぶ歩道 枯れ木に付いているのは よく見れば 雪

#シナガワエキ

品川で あんなにたくさんの群集をかき分けて 私たちは なぜか 一瞬で分かった 夜が哀しくて 離れたくなくて すぐに来た水色の電車 私が 「緑の方がすきなんだけどな」と言うと 「じゃ 緑に乗り換えるか?」と笑うあなた そんなあなたが好き

no.TEN

タンカレー no.TEN 流し込み 母の落花生 夜にリンクする no.TEN 落花生 ほらね 笑ってる いつも笑ってる あなた 今の私に 言うことたくさん あるでしょ

マルノウチ

コルトンヴェール あのときも 同じだった お家に持って帰った それをどうしたの どう言ったの マルノウチ

青い朝

夜中過ぎから始めた会話 なんてことない話を 朝までしたら 3時間後に顔を合わせて 目くばせ 視線 伏し目で返して 少しの秘密を共有 「おはよう」のあいさつ 青い朝

さくたろう

さくたろう あなたの言ったことが 分からないの 人は1人では永遠に孤独なんだよね? でもね 私はね 人とつながって 人を深く知れば知るほどに 自分は永遠に永遠に孤独だなって ほんとうに思うから さくたろう おしえてよ 私が変なの? 私は孤独なの?

またね

あんなにきれいだったのに 色鮮やかだったのに 今は灰色 でも ひかりがきらめいたり 月がチラチラ顔を出したり 悪くないよね むしろ灰色がすきだったりして また色が付くまで 静かに待つよ

背中

エレベーターの中 2人きり あなたは ガラにもなく照れていた ガラスの壁に向かい 私に背を向けて 「仕事で来たことあるんだよな」 一言 言うと笑った 夜はきらめいて 空気をはじかせて おやすみの背中 遠くて大きい背中

無題

淋しい光を放ち 月が顔を見せる 違う大地に立ち 月を見上げる2人 大きなゼンマイで 時を巻き戻そう あの日に戻ったら 何を言おう 風が吹く また明日

わるいこと

わるいことをしたら それは だんだん おおきくなって おおきくなって わるいことをしたひとを おしつぶして ふかいふかいやみに おとすんだって わるいことをしたら もうもとには もどれないんだって

やわらかい手

やわやわな小さなその手を 握って歩けば 季節は移ろう 小さな手の横には 小さな顔 私を見上げる 小さな娘 私はその眼差しに 泣きそうになる

孵らない言葉

言えなかった言葉があるよ 今もここに残ってる 古くなって 色あせて もう孵らない言葉 あたためても もう孵らない

高い場所へ

わたしは その笑顔がだい好きで もう たまらなく好きで どうにかなってしまいそうなくらい好きで 高いところへ連れていって 何度でも何回でも 今なら一緒に行けるはず

夏の夜〜朝

夏の夜の嵐 それはなにかの アトラクションみたいで フロントガラスに音を立てて落ちてくる雨粒とか 強い風に舞い踊る葉っぱとか 誰もいない駐車場 安い酒 流行の音楽 私たちは夜に沈んで ずっと夜ならいいのに 朝は来てしまう 薄暗い湿った匂い 少し明るく…

恋の化石

化石になった恋を 今夜も抱いて眠ろう